東京海上HD 23年度第1四半期決算 四半期純利益は1.4%減1279億円、修正純利益は計画対比オンペース
東京海上ホールディングスが8月7日に発表した2023年度第1四半期決算によると、連結経常収益は前年同期比12.5%増の1兆8225億円で、うち正味収入保険料は国内外でのレートアップや販売拡大等により同9.9%増(除く為替で6.7%増―通期予想は2.1%増)の1兆1790億円と計画を上回って進捗した。連結経常利益は同0.1%減の1713億円。親会社株主に帰属する四半期純利益は同1.4%減の1279億円となった。修正純利益は同18.3%(254億円)増の1645億円で、通期予想対比進捗率は25%。
第1四半期の修正利益の過去5年平均進捗率は36%だったため、過去平均と比べて低い理由については、①国内外の自然災害②北米キャピタルロス③国内の円安影響―等によるものと説明。①②は年初予算内に収まっており、③も通期では海外の増益効果とオフセットされ、加えて、国内火災保険の収益改善や新種保険の拡大、計画を上回る海外の保険引受好調やインカム収益増加等を踏まえると、利益計画の6700億円に向けた基調は順調だとした。
グループの修正純利益の増益254億円の内訳は、東京海上日動が115億円増、東京海上日動あんしん生命が17億円減、海外保険が248億円増
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〈新卒・中途採用の最新事情11 はなさく生命 人事総務部課長補佐 大下奈津子氏に聞く〉
はなさく生命は、2019年に日本生命の戦略子会社としてスタートし、新設会社ならではの機動性と親会社の信用力・資金力・ネットワークを背景としながら、積極的なビジネス展開を進めている。立ち上げ当時は、すべて日本生命の出向者で運営していたが、さらに機動的にビジネス展開を進めるため外部の専門的な知見を持った多種多様な優秀人材を採用していく戦略で採用活動を開始。現在もすべて経験者採用(中途採用)を実施している。人事総務部課長補佐の大下奈津子氏に詳細を聞いた。
――御社における労働施策総合推進法に基づく中途採用比率の3年分の公表数字は。
大下 会社の成り立ち上、主体的にキャリア形成したいと考える労働者を受け入れるため中途採用を積極的に実施しており、中途採用比率は100%となる。また昨今では、各社との人材獲得の競争が激化しており、「この会社で働きたい」と思える魅力ある会社整備を進めながら、求職者の事情に合わせて選考プロセスを迅速かつ柔軟に進めている。
――この3、4年の中途採用の傾向について。
大下 採用数は、19年度47人、20年度43人、21年度57人、22年度73人。現在の男女比は、53:47で、平均年齢は35.9歳。当社で
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