SOMPOホールディングス・損保ジャパン ビッグモーター社による不正事案で記者会見、真因分析・再発防止に全力 白川社長が経緯説明
SOMPOホールディングスと損保ジャパンは9月8日、東京都新宿区の本社でビッグモーター社(BM社)による不正事案に関する記者会見を行った。損保ジャパンの白川儀一社長が、被害にあった顧客への対応や同事案に関する経緯などを説明し、BM社への入庫紹介の再開について「最優先すべきお客さまへの思いが至っていない軽率な判断だったと反省している」と述べた。また、両社は同日、白川社長のSOMPOホールディングス国内損害保険事業オーナー執行役および損保ジャパン代表取締役社長社長執行役員の辞任を発表した。辞任時期については、社外弁護士から成る調査委員会への調査協力や後任者への引継ぎが完了した時期としている。
会見の冒頭、SOMPOホールディングスの櫻田謙悟グループCEOが謝罪の意を表し、「調査委員会による客観的な事実関係を踏まえ真因分析を行い、再発防止と信頼回復に向け、グループ内事業の内部統制を強化するとともに持株会社による事業会社の管理監督の在り方を再検討していく」と決意を語った。
また、同日付で同社グループCERO執行役常務の石川耕治氏が損保ジャパン代表取締役副社長執行役員に就任したことを報告し、今後は同氏が再発防止策策定を含む損保ジャパンの舵取
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ほけんの窓口グループは7月25日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜でキックオフミーティングを開催した。4年ぶりに対面形式で行われた同イベントには、本社・直営店から1050人、パートナー企業から350人、総勢約1400人が参加した。冒頭、猪俣礼治代表取締役社長より2023年度経営方針の発表が行われ、その後、22年度の表彰式が行われた。表彰式では、「ブロック表彰」、「お客さまと向き合う7ヶ条優秀表彰(優秀店舗賞、優秀ベストライフパートナー賞、優秀コンシェルジュ賞)」、「アライアンス表彰」など、顧客からの評価を基準に、高い評価を集めたメンバーが受賞のために登壇した。受賞者の熱意あふれるコメントが続いた結果、予定時間を1時間近くオーバーし、その後のレセプションでは多くの参加者が旧交を温め、大盛況のうちに幕を閉じたという。社長就任から約1年5カ月が経過した猪俣氏に、三つの「つながる」をキーワードにした経営方針について話を聞いた。
――まずは22年度の振り返りから。
猪俣 社長就任の際に、経営方針のキーワードとして「つながる」という言葉を掲げた。これには、「お客さまとつながる」という意味と、「仲間とつながる」という二つの意味を込めたが、22年度は、「お客さまとつながる」ということの大切さを社員に納得してもらえたのではないかと感じている。私はよく、情報は「理解・納
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