生保協会 定例会見 「着眼点」の対応など報告 子育て支援や地球環境の課題解決への取組示す 顧客の最善の利益を追求 外貨建保険ガイドラインを改正
生命保険協会(清水博協会長)は4月19日、東京都千代田区の同協会会議室で定例会見を開き、次期協会長に明治安田生命の永島英器社長が内定したことを報告した。また、清水協会長は、①「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」のフォローアップを踏まえた対応②外貨建保険の販売・管理等態勢の改善③生保会社の資産運用を通じた「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取り組み―の三つについて説明した他、「子育て支援等に係る報告書・情報提供冊子」と「地球環境等の課題解決に資するハンドブック」を作成したことを報告した。また、清水協会長は「令和6年能登半島地震」について被災者に対してお見舞いの言葉を述べた上で、「生命保険業界として今後の状況を注視し、適時適切に対応していきたい」と語った。
清水会長はまず、昨年の協会長就任時の所信の中で注力するとした三つの取り組みについて報告した。一つ目の「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」については、アンケートを通じて、会員各社の取り組み状況や課題などを確認し、必要に応じて「着眼点」を更新しフォローアップを継続的に実施していると説
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2013年に栃木県栃木市で創業した㈱一期コンサルティングは、ライフプランニングを軸に顧客に最適な商品・サービスを提供している。業務品質評価運営の調査では、更改契約漏れを防止するなどのきめ細かな顧客対応を実現するシステムに加え、営業成績ではなく、自己成長に向けて取り組んだことに対してや、迅速な顧客対応を評価する人事評価制度の導入などが生保協会から評価されている。地域に根差したネットワークを生かして常に顧客のライフイベントに関わる経営を目指す福島正光社長に同社の取り組みや代理店評価制度についての考え方、将来的な展望などについて聞いた。
――貴社の概要を。
福島 生保の保険外交員から独立して2013年7月に会社を設立した。設立当初は、個人事業主として事業展開していたものの、組織化した体制で顧客にサービスを提供したいと考えていたこともあり、17年の改正保険業法をきっかけに法人化した。ライフプランニングを軸にお客さまに最適な商品・サービスを提供することに加え、保険商品を人生を豊かにするツールとして活用するなど、お客さまの価値観を大切にしてこれまで事業に取り組んできた。社員数は創業してからすぐに15人に増えたものの、法人化後は給与体系の変更などが影響して一時は5人に減ったが、現在は10人になっている。当社は、金融教育中心のセミナーを実施した後、
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