損保協会 定例会見 政策保有株式、出向者派遣に係る指針策定 テリトリー制の課題指摘に「真摯に受け止め検討」
損保協会は9月19日、定例記者会見を行い、城田宏明協会長が協会長ステートメントの内容を発表した他、記者からの質問に回答した。今後の損保業界の信頼回復に向け、健全な競争環境の実現、保険代理店・募集人の業務品質の向上などに一層注力するとし、具体的な取り組みとして、「政策保有株式に係るガイドライン」「損害保険会社からの出向者派遣に係るガイドライン」をそれぞれ策定したことなどを報告した。また、代理店が特定の損保1社の保険を顧客に推奨する「テリトリー制」について記者から問われ、顧客に最適な保険商品を提供する品質の担保としての機能があるとの認識を示した上で、「その構造が情報漏えい、過度な本業協力などを生み出しやすい環境をつくり出したとの指摘については、真摯に受け止め検討を深める」と回答した。(2~3面に協会長ステートメント全文を掲載)
冒頭、城田協会長は7月の大雨、日向灘を震源とする地震、台風10号等、日本各地で発生している自然災害の被災者にあらためてお見舞いの言葉を述べた。
続けて、5月以降、一部の会員会社において確認されている情報漏えい事案について、保険契約者をはじめとする関係者に謝罪した。また、6月の協会長就任会見で報告した、一部の会員
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明治安田生命は8月31日~10月6日まで、「明治生命館」の竣工90周年を記念し、同館をテーマとした写真展「刻(とき)のきざはし」を開催している。これに先立ち8月30日、明治生命ビル1階アトリウムで、明治生命館の内覧会と写真展のオープニングセレモニーを開催した。内覧会では、重要文化財の明治生命館の一般公開エリアに加え、これまで非公開だったエリアをメディアに公開した。オープニングセレモニーには、同社の根岸秋男会長と永島英器社長が出席した他、写真展に展示する写真を撮影した写真家の織作峰子氏が見どころなどを紹介した。
オープニングセレモニーではまず、イメージ動画を放映した後、主催者として永島社長があいさつし、明治生命館の歴史に触れ、竣工から90年が経過した今でも明治生命館が重要文化財としての文化価値とオフィスビルとしての経済価値の双方を有し続けていると述べ、関係者に感謝の思いを伝えた。
次に同社について、「地元の元気プロジェクト」「みんなの健活プロジェクト」の2大プロジェクトに取り組んでおり、「ヘルスケア・QOLの向上」「地域活性化」の二つに加えさらに役割を拡充していくという強い思いから対外的なブランド通称を「明治安田」に改めたことを報告した。
また、同社が取り組む「健康」や「地域活性化」に関するコンテンツをつなぐ場として、
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