3メガ損保 24年度第2四半期(中間期)決算 海外増収通期利益予想を上方修正
3メガ損保各グループの2024年度第2四半期(中間期)決算は、国内、海外とも増収基調で各社が通期予想を上方修正した。(2面に3グループ各社とAIG損保、共栄火災の種目別保険料・保険金の一覧表を掲載)
東京海上ホールディングスの正味収入保険料は、国内で商品・料率改定効果により年初予想通りの増収となり、海外も順調で前年同期比10.1%増の2億6979万円。中間純利益は同235.8%増の6885億円となった。グループの修正純利益は、政策株式売却益が計上され同4956億円増の7712億円で年初予想1兆円に対する進捗率が77%。
通期予想は、当期純利益を100億円引き上げ8800億円とした。修正純利益は、北米やブラジルで好調な保険引受や国内損保事業の自然災害の減少等を織り込む一方で、CREローン(米国の商業用不動産向け融資)に係るCECL(予想信用損失)引当等や政策株式売却加速を踏まえ年初予想対比+400億円の1兆400億円に上方修正した。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスの正味収入保険料は、海外が大きく増収したほか国内も増収し、前年同期比11.9%増の2兆5395億円。中間純利益は国内損保子会社が政策株式売却益の大幅
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富国生命では、フィンランド生まれのスポーツ「モルック」の活用を拡大させている。地域イベントや社内レクリエーションなどを行っており、2023年には(一社)日本モルック協会(代表理事:八ツ賀秀一氏)のトップパートナーとなり、モルックの普及にも貢献。直近では、今年8月に、モルック世界大会(函館市で開催)に、地元・道南うみ街信用金庫(本部:北海道函館市、理事長:田原栄輝氏)と同社函館支社が合同チームを組んで出場した。本年度はさまざまな企業・団体とのコラボレーションも生まれており、今後もモルックによる地域貢献に注力したい考えだ。業務部副部長兼同部マーケット対策グループ課長の石川満氏と同部マーケット対策グループ調査役の梅津裕太氏に、具体的な取り組みを聞いた。
――これまでのモルックと御社との関わりは。
石川 当社は22年6月に社内外の交流促進を目的にモルック同好会の活動をスタートさせた。また、同年11月に、富国生命ビル西側の滝前広場前で、「モルック」の競技会を初開催した。モルックとは、フィンランドのカレリア地方発祥の「キイッカ」というゲームをもとに、1996年にLahden Paikka社によって考案されたスポーツで、肉体的な負担が少ないことから、年齢や健康状態にかかわらず、老若男女誰でも楽しむことができる。
――モルックのルー
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