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ホーム ニュースヘッドライン 2023年05月 東京海上日動 自治体の鳥獣被害対策を支援、捕獲事業リスクを包括的に補償 大日本猟友会と共同で開発

東京海上日動 自治体の鳥獣被害対策を支援、捕獲事業リスクを包括的に補償 大日本猟友会と共同で開発

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 東京海上日動は、近年農業に深刻な影響を与えている野生鳥獣による農作物の食い荒らしなどの被害に対する自治体の防止対策や捕獲の取り組みを保険で支援する。同事業に伴って発生する不慮の事故などを包括的にカバーする商品を2月に発売しており、6月から補償を開始する。これまで保険では十分に対応できなかった事故に新たな補償を提供することで社会課題の解決を後押していく考えだ。

 東京海上日動が提供するのは、一般社団法人大日本猟友会と共同で開発した「鳥獣被害対策総合補償制度」で、自治体が主体となる被害防止対策や捕獲事業の遂行に起因して生じた対人・対物賠償に対する補償(限度額は対人・対物共通で1億円)に加え、急激かつ偶然な外来の事故により死亡やけがを負った場合の補償(死亡保険金は300万円、入院・通院保険金は日額3000円)をカバーする。
 大日本猟友会を契約者、全国の各自治体による捕獲事業の大半を請け負う同会の構成団体や自治体、個人を被保険者とする団体契約で、数万円~数十万円ほどの保険料は各自治体などが負担する。自治体による捕獲事業のリスクを包括的にカバーする商品を関連団体と協力して全国規模で提供するのは業界初だという。
 野生鳥獣による農作物の被害は

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