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  • 2025年04月
  • 日本生命 団体年金で有期予定利率を導入、予定利率+上乗せ利率+配当の3階建てに 毎年6年保証で実質的大幅引上げを実現

日本生命 団体年金で有期予定利率を導入、予定利率+上乗せ利率+配当の3階建てに 毎年6年保証で実質的大幅引上げを実現

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 日本生命は3月27日、団体年金保険一般勘定(以下、GA)の商品内容を2026年4月1日から改定すると発表した。上乗せ利率(有期の予定利率)を新設し、従来の予定利率+配当の2階建てから予定利率+上乗せ利率+配当の3階建ての仕組みに変更する。上乗せ利率は6年分の上乗せ利率を毎年設定・公表するもので、毎年6年間の保証を実現する業界初(同社による)の仕組み。実質的には有期での予定利率の大幅な引上げとなり、愛称を「プレミア6」としている。

 GAは生保各社が受託・運用する企業年金商品。債券等と異なり、金利上昇による価格下落(キャピタル損)がなく、利率が保証されている生命保険会社ならではの独自商品であり、従前より企業年金顧客のコア資産の一つとして長期・安定的に年金運用を下支えしてきた。全体で約13.0兆円の残高があり、確定給付企業年金(DB)制度を採用している約1万1000社全体の残高約65.3兆円に対して一定のウエートを占めており、そのうち日本生命のGA採用団体は約5000団体、残高は約6.1兆円(業界第1位)となっているという。これまでの好調な運用実績を受けて資産が積み上がっており、リスクを抑えた運用を志向する先が増えている。また、金利上昇によ

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